恋活中に、「いい人そうだけど顔が……」と思うことはありませんか? いくら人は中身だといっても、顔を好きになれなければ恋に発展する可能性は低いでしょう。
しかし、だからといって男性を顔だけで判断していれば、いくら出会いがあっても恋愛には発展しにくいと考えられます。では、男性を顔で判断しがちな女性が恋活を進めるには、一体どうすれば良いのでしょうか。
今日は、男性を顔で判断しがちな女性が上手に恋活を進める方法を紹介します。面食いかどうかによっても対処方法が変わりますので、男性を顔で判断しがちな女性はチェックしてみてくださいね。
「顔で判断する=面食い」とは限らない
顔立ちの良い相手だけを選びたがる人のことを、面食いといいます。
男性を顔で判断する女性がみんな面食いかといえば、そうとも限りません。顔立ちではなく、ほかの部分を見て判断する人もいるのです。
面食いかどうかで、対処方法も変わります。そこで、まずはあなたがどちらのタイプなのかをチェックしてみましょう。
◇あなたは面食い?チェックしてみよう
では早速、チェックリストを紹介します。
今日は、2つのリストを用意しました。それぞれのリストであなたに当てはまる項目を数え、どちらのリストに多く当てはまるかをチェックしてみてください。
【リストA】
□好きなタイプを聞かれたとき、真っ先に浮かぶのはイケメン芸能人
□友だちに紹介してもらうとしても、まずは写真を見たい
□かっこよくない彼氏は友だちに紹介したくない
□人の外見には内面の全てが表れていると思う
□顔が好きなら性格を知らなくても付き合える
【リストB】
□イケメンは好きだけど、イケメンじゃない彼氏もいた
□すごくイケメンじゃなくても良いけど、私とつり合うレベルは必要
□かっこいいことよりも、好みかどうかが大事
□顔立ちよりも、清潔感やセンスが大事
□男性の外見に対するこだわりがある(メガネ・ヒゲ・身長など)
◇診断チェックの結果
それでは結果を発表します。
まずは、リストAの項目に多く当てはまった場合から解説しましょう。
リストAに多く当てはまったあなたは、間違いなく面食いです。「かっこよくない男性と付き合う=妥協」だと思っているのではないでしょうか。また、面食いの女性は周りから自分がどう見られるかを大切にします。
続いて、リストBに多く当てはまった場合です。
リストBに多く当てはまったあなたは、面食いとは少し違っています。顔立ちではなく、外見から受ける全体の印象で男性を判断するタイプです。また、「自分が人からどう見られるか」よりも「自分がどう思うか」を大切にするタイプでしょう。
では、男性を顔や外見で判断しがちな女性は、どうすれば上手に恋活できるのでしょうか。
面食いタイプの女性はハードルを下げることから
まずは、面食いタイプの女性にオススメの方法からお伝えします。
面食いの女性にオススメなのは、理想のレベルを引き下げる方法です。
あなたは毎日イケメンのSNSをチェックしたり、イケメンの出演するドラマを観たりしていませんか?
実は、普段からイケメンばかり目にしている人は、恋活で出会った男性に対してもハードルが上がってしまいます。
というのも、普段からイケメンばかり見ている人は、恋活で出会った男性と普段から見ているイケメンを無意識のうちに比べてしまうのです。無意識のうちに何かと何かを比べて判断しようとする心理を、心理学では『社会的比較理論』と呼びます。
そこで、面食いタイプの女性は普段から目にしている男性の見た目レベルを下げてみましょう。
たとえば、普段から芸能人のSNSをチェックしている人は、最もかっこいいと思う人ではなく70点くらいだと思うレベルの芸能人に注目してみてください。最初は70点だと思っていた芸能人も、繰り返し見ているうちに100点だと思えてくるハズ。
これは、何度も繰り返し見ているうちに好感度がアップするからです。このように、何度も繰り返し目にすることで好感度がアップする心理を、心理学では『単純接触効果』といいます。
100点から70点までハードルが下がったら、今度は50点まで下げてみましょう。こうして少しずつハードルを下げていくことで、これまで「かっこいい」と思えなかった男性を「かっこいい」と思えるようになる可能性があります。
「イケメンとしか付き合いたくない」と思う面食いタイプの女性は、ぜひ試してみてください。
面食いでないタイプは思い込みを見直そう
続いて、「面食いではないけど男性を顔で判断してしまう」という女性に試してほしい方法を紹介します。
顔立ち以外で男性を判断する女性が恋活を進めるには、第一印象だけで却下しないことを心がけるしかありません。
というのも、男性を顔で判断する女性は、自分が抱いた相手の第一印象に絶対的な自信をもっているからです。
面食いではない女性が男性に求めるのは、おそらく清潔感や男らしさなどではないでしょうか。先ほどのチェックリストにもあったように、面食いでない女性は顔立ち以外にこだわりをもちます。
たとえば、
・髪形
・メガネ
・ヒゲ
などを見て、「この人はイヤ」と判断する女性は少なくありません。
女性に限ったことではなく、恋愛経験や人との付き合いが多い人ほどこういったこだわりが増えます。こだわりが増えるのは、記憶が増えるからです。
では、髪形を例に見てみましょう。
ひなこさん(仮名)は、どうしてもツーブロックの男性と付き合いたくありません。それは一体なぜでしょうか?
おそらく、ひなこさんには過去に「こんな人とは付き合いたくない」と思った男性がいるからです。そして、その男性にはツーブロックという特徴があったのだと考えられます。
ですが、同じ髪形だからという理由だけで相手を判断するのはもったいないと思いませんか? 女性だって、同じ髪形だからといって同じ性格だとは限らないですよね。
では、ここであなたのこだわりを考えてみましょう。
ひなこさんと同じように、あなたも何か男性に対する固定観念をもっていませんか?
さらに、その固定観念に共感してくれる人は何人いるでしょうか?
もしあなたの周りにいる人がだれも共感してくれないなら、その固定観念は勝手な思い込みである可能性が高いと考えられます。勝手な思い込みは恋活の邪魔にしかなりませんので、すぐにリセットしましょう。
リセットの仕方については、こちらも参考にしてみてください。▷『出会いはあるけど好きになれない!恋活の底なし沼から抜け出す方法』
恋活を進めたければ視点を変えてみよう
今日は、男性を顔で判断しがちな女性が上手に恋活を進める方法を紹介しました。
ちょっとしたことに気付くだけで、これまでとは全く違う視点で恋活を楽しめるようになります。これまで「大切なのは顔」と思っていた人も、自分では気付いていないだけで実は顔立ちよりも大切に思っていることがあるのかもしれませんよ。
ライター:永瀬なみ