恋活をしていると、離婚歴のある男性と出会うこともあります。離婚したことを隠していたなら話は別ですが、最初から正直に話してくれたのであれば、こちらとしても真剣に向き合いたいところですよね。
そこで、今日は離婚歴のあるバツイチ男性と付き合うメリットとデメリットを紹介します。いざ離婚歴のある男性と出会ったときに焦らないよう、今のうちからしっかりと考えておきましょう。
離婚歴のある男性と付き合うメリット
まずは、離婚歴のあるバツイチ男性と付き合うメリットから紹介します。
メリット1.女性に対する幻想を抱かない
1つ目のメリットは、離婚歴のある男性が女性に対する幻想を抱かないことです。
「女性はこうあるべき」
「女性なんだからこれくらいしてほしい」
などと主張する男性と付き合って、ウンザリした経験はありませんか？
結婚や同棲の経験がない男性は女性に幻想を抱きがちですが、離婚歴のある男性は真の姿を知っているため幻想を抱きにくいと考えられます。バツイチ以上の男性は、結婚・離婚の経験を経て、女性に対する幻想が男性の高すぎる理想に過ぎないことを知ったのでしょう。
ありのままを受け入れてくれるバツイチ男性には、包容力を感じる女性も多いもの。酸いも甘いもかみ分けた男性は、初婚の女性だけでなく離婚歴のある女性にとっても魅力があります。
メリット2.結婚生活に慣れている
もう1つのメリットは、結婚生活に慣れていることです。前妻との間に子どもがいるなら、子どもの扱いにも慣れているでしょう。
結婚生活においては、離婚歴があるからこそ反省すべき点もあると考えられます。家事を前妻に任せっきりにしていたことが原因でケンカになったり、仕事に没頭しすぎて前妻を放置したせいで夫婦仲が悪くなったりした経験のある男性であれば、「今度は気を付けよう」と思うのは当然の心理です。
反省したからといって必ず改善できるとは限らないものの、全く気にしない男性に比べればその差は大きいのではないでしょうか。
失敗した経験があるからこそ、学んだこともあるのです。
離婚歴のある男性と付き合うデメリット
続いて、バツイチ男性と付き合うデメリットを紹介します。
デメリット1.前妻とのつながりを切れない可能性がある
離婚歴のある男性と付き合う際のデメリットとして最も大きいのは、前妻とのつながりを切れない可能性があることです。
前妻との間に子どもがいれば子どもとの面会や養育費の支払いなどもあるため、前妻とのつながりは残っているでしょう。ことあるごとに前妻の話題を出されると、イライラしてしまう女性もいるものです。
離婚歴のある男性と付き合うなら、前妻とのつながりについて事前にしっかりと確認しておく必要があります。というのも、中には「子どもが中学校を卒業するまでは籍を抜かない！」と言い張り、別居婚の状態を強引に続ける妻もいるからです。
いざ妊娠や結婚の話題が出てから「実は籍が抜けてなくて……」なんて言い出されたら、既に妊娠している女性は一体どうすれば良いのでしょうか。
こういったことを防ぐためにも、離婚歴のある男性と付き合う場合は前妻とのつながりについて事前にしっかりと話を聞いておきましょう。
デメリット2.周りの人たちに反対される可能性がある
2つ目のデメリットは、バツイチ男性との交際や結婚を、自分の家族や親戚、友だちなどに反対される可能性があることです。
今の時代、バツイチやバツ2程度の離婚歴であればそう珍しい話ではありません。しかし、自分の娘や親戚、友だちが離婚歴のある男性と結婚するとなれば、反対をする人も少なくないようです。
たとえば、あるメディアの調査によると、反対する理由としては
・離婚の原因が男性にあった場合、また同じことでトラブルになるのではないか
・男性の子どもを一緒に育てることになったら、親子関係を築けるのか心配
・男性の子どもが自分たちにもなついてくれるか不安
といったことが挙げられていました。
離婚歴のある男性の中には、浮気やギャンブル（借金）、暴力といったことが原因で離婚をした人も少なからずいます。離婚の原因によっては同じことを繰り返す可能性は決して低くありませんので、離婚原因については納得がいくまできちんと聞いておきましょう。
気になることは交際前に聞いておこう
今日は、離婚歴のある男性と付き合うメリットとデメリットを2つずつ紹介しました。
結婚を視野に入れて付き合うのか、結婚は全く視野に入れないのかによってもメリット・デメリットは異なります。とはいえ、いずれは結婚を視野に入れた交際に発展する可能性が少しでもあるなら、「過去のことは聞きにくい…」と遠慮をするよりも早い段階でしっかりと聞いておいた方が安心ですよ。
Written by：ながせ なみ（コラムニスト・カウンセラー）
