好意を持たれても困る相手からアプローチをされて、困った経験はありませんか? 職場の上司や同僚、知人など、むげにできない相手からアプローチをされた場合、その後の付き合いを考慮してかわさなければいけません。
そこで今日は、好意を持たれても困る相手からアプローチされたときの上手な断り方や、かわし方を紹介します。どうすれば角を立てずに好意をかわせるか知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
好意を持たれても困る!アプローチを上手にかわす方法
では早速、好意を持たれても困る相手からアプローチされたときの上手な断り方・かわし方を紹介します。
その1.謙遜しまくる
1つ目は、謙遜(けんそん)しまくる方法です。
謙遜とは、へりくだることを指します。
例えば「○○さんにはもっとステキな女性が似合いますよ」と伝えると、相手をむげにした印象がありません。
「私なんて……」と自虐ネタを盛り込むのも、良い方法ですね。
具体的には、
・「キレイ」▶「性格は最悪なんです」
・「家庭的な雰囲気」▶「ごはんすら自分では炊けないんです」
・「スタイルがいい」▶「整形かもしれませんよ」
などと返すことで、相手のアプローチを嫌みなくかわせます。
絶対に恋愛対象として見られたくない相手から褒められたときは、ぜひ試してみてください。
その2.あまり顔を合わせないようにする
2つ目は、あまり顔を合わせないようにする方法です。
顔を合わせる機会が減れば、アプローチされる機会も自然と減りますよね。
もし顔を合わせなくてはいけない状況が続くなら、なるべく目を合わせないようにする方法も効果があります。
どんなに視線を送ってきてもこちらからは視線を返さないよう徹底すれば、相手もきっと脈がないことに気付くでしょう。
その3.時にはスルーを決め込む
時にはスルーを決め込むことで、相手に脈がないことをさりげなくアピールできます。
例えば仕事がらみの相手なら、仕事に関係ない話題を完全にスルーするのは良い方法です。そのほかには、忙しかったことを理由に何週間後かに返信をしたり、聞こえていないフリをしたりするのもよいでしょう。
周りをよく見渡してみると、全てのことに対して律義に対応する人ばかりではないことに気付きます。裏を返せば、たまにスルーするくらいなら意外と関係は壊れないということです。
ましてや恋愛対象に見られたくない相手からのアプローチをかわしたいのであれば、時にはスルーを決め込んでみてもよいでしょう。
その4.どういう意味かを聞く
どういう意味なのかをハッキリと聞き返すことも、アプローチをかわすには効果的な方法です。
セクハラまがいのアプローチに対しては、特に効果的といえます。
例えば「今度2人で飲みに行こうよ」と言われたら「それは仕事の延長線上としてですか? それともプライベートとしてですか?」と、聞いてみてください。
もし仕事の延長線上だと言われたら「それならほかの人たちも誘いましょう」と返せばOKです。もしプライベートだと言われたら「それは恋愛関係を前提にという意味ですか?」と、聞いてみましょう。その答えがイエスだったなら、そのときは丁重にお断りします。
結局のところ、恋愛対象に見られているかどうかは相手に聞かなければ分からないことです。恋愛対象に見られていない相手をむげにすると、失礼な印象を与えかねません。
仮にあなたを恋愛対象に見ていたとしても「恋愛関係を望んでいるのか?」といった質問をすることで、自然とムードが壊れますよね。そんな風に露骨な質問をする女性と恋愛関係になりたいと思う男性は、そもそも少ないのではないでしょうか。
そう考えると、ハッキリと聞き返すことは「いろんな意味で迷惑なアプローチを撃退できる方法」といえそうです。
恋愛対象に見られても困る相手から思わせぶりなアプローチを受けたときは、ぜひ試してみてくださいね。
勘違いされないうちに上手にかわそう
今日は、好意を持たれても困る相手からアプローチされたときの上手な断り方や、かわし方を紹介しました。
優しい女性は特に、相手の好意をかわしきれず、つい良い顔をしてしまいがち。しかし相手が鈍感であればあるほど、あなたが困っていることになかなか気付いてもらえません。勘違いされると余計にややこしくなる可能性がありますので、思わせぶりな態度を取らないようくれぐれも注意しましょう。
Written by:ながせ なみ(コラムニスト・カウンセラー)