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【恋愛に役立つ男性心理】好きになるのは自分が尽くした女性

LIFESTYLE 2018.05.21 by 2018.05.21

好きな男性や気になる男性ができると、つい尽くしてしまう女性は少なくありません。ところが、交際する前から尽くすと好きになってもらえない可能性があります。

では、好きな男性に何かをしてあげたくなる女性は、どうアプローチすれば良いのでしょうか?

今日は、恋愛における男性心理の中から、尽くしてくれた女性よりも尽くした女性を好きになる心理をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

男性が好きになるのは尽くした女性

男性は、自分に尽くしてくれた女性よりも自分が尽くした女性を好きになります。

これは、『認知的不協和理論』と呼ばれる心理が働くからです。

認知的不協和理論とは、自分のした行動と自分の気持ちに矛盾が生まれることを嫌がる心理。これに対して、自分のした行動と自分の気持ちに矛盾がある状態を『認知的不協和』と呼びます。

たとえば、行列に並んで食べたスイーツを「こんなに並んだんだから、このスイーツは価値があるハズ」と感じるのも認知的不協和を防ぐための心理です。

反対に、どうがんばっても手に入らなかったものに対しては「どうせ大したものではなかったのだろう」と思おうとします。これもまた認知的不協和を防ぐ行動です。

では、なぜ男性は尽くしてくれた女性よりも自分が尽くした女性を好きになるのでしょうか?

先ほど挙げたスイーツの例のように、人は苦労して手に入れたものは価値があると思い込む生き物です。なぜなら、価値のあるものだからこそ苦労をしたと思いたいから。

もしも、苦労して手に入れたものにさほど価値がないとなれば、気持ちと行動に矛盾が生まれます。人は、この矛盾を無意識のうちに嫌っているのです。だれでも、「苦労が無駄になった」と思ったり、「何のために苦労したんだろう」と思ったりはしたくないですよね。

では、これを恋愛に置き換えて考えてみましょう。

仮に、男性の名前をたかしさんとします。

たかしさんは、「ここへ行きたい」「あれが食べたい」とワガママを言う女性に対して、その願いをかなえてあげました。何度もワガママを聞いてあげるうちに、俺は何でこんなにあの子のワガママを聞いてあげるんだろう? と感じ始めるたかしさん。

ここで登場するのが、『認知的不協和理論』です。

もしも、好きでもない女の子のために尽くしてあげたのだとすれば、自分の行動と気持ちに矛盾が生まれますよね。ですから、たかしさんは「俺があの子に尽くすのは好きだからだ」と思うのです。

ワガママな小悪魔系女子がモテるのは、相手の男性にこの心理が働くからだと考えられます。

尽くせば尽くすほど興味を失わせる

認知的不協和理論を女性の行動に当てはめると、好きな男性に尽くす女性は、さらに相手を好きになると言えます。

すると、

好きになる → 尽くす → 認知的不協和を防ごうとする → 好きだと再認識する → 尽くす

というサイクルがスタート。

ところが、尽くされれば尽くされるほど、男性は女性への興味を失います。

何度かお伝えしてきたので知っている人も多いと思いますが、男性は手に入りそうで手に入らない女性に興味をもつ生き物。もどかしい状況になればなるほど、その女性に執着するのです。

自分に尽くしてくれる女性は、男性から見れば手に入ったも同然。追いかける必要がないので、興味を失います。

むしろ、何も苦労していないにもかかわらず手に入ったのだとすれば、その女性に価値があるとも思いません。

たとえば、服を買うシーンを想像してみてください。予約してやっと手に入った服は、たとえ同じ服だとしても店頭に並んでいる商品よりも価値があると感じるのではないでしょうか。

反対に、完全に売り切れで「入荷は不可能」と言われた服へは興味を失います。

女性に対する男性の感覚も、こんな感覚に似ています。

気になる男性に振り向いてもらいたければ、「手に入れようと思えば手に入れられそうだけど、そのためには少しがんばる必要がある」という状況をつくることが一番の近道です。

ただし、「俺なんか相手にしてもらえないだろう」と思わせてしまわないように気をつけてくださいね。

味方になりつつワガママを言おう

中には、「好きな男性には何かをしてあげたくなっちゃう♡」という女性もいますよね。そんな女性は、何かをしてあげるのではなく、彼を認めることを意識しましょう。

たとえば、
・彼の言うことを否定しない
・彼の行動を制限しない
などは、彼を認めることにつながります。

彼の味方になってあげることは、彼を癒やす存在になることと同じです。

そして、もう1つ忘れてはいけないのが、かわいいワガママを言って彼を適度に振り回すこと。

「どこに行きたい?」と聞かれたら、「○○くんの行きたいところでいいよ♡」と言いたい気持ちをグッと我慢して、予約をしないと入れないお店を指定するなどのかわいいワガママを言ってみましょう。いくつかあなたのワガママをかなえるうちに、彼の中であなたの存在が少しずつ大きくなっていくハズです。

ワガママを聞いてくれたら、彼に「ありがとう♡」と伝えるのを忘れないでくださいね。こちらのコラムも参考にどうぞ!▶『【恋愛に役立つ男性心理】「ごめん」より「ありがとう」と言われたい』

ライター:永瀬なみ

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