女性の甘える姿を見ると彼氏が喜ぶとは知っていても、どう甘えていいか分からないと悩む女性は多いです。また、人に甘えること自体が苦手な女性も多いのではないでしょうか。
一方、自分のことを甘えるのが得意だと思う女性でも、実は彼氏に「重い」と思われたり「ワガママすぎる」と思われたりすることがあるようです。
そこで、今日は恋愛に役立つ男性心理の中から、彼氏の喜ぶ甘え方と彼氏が喜ばない甘え方の違いについて心理学を交えながら解説します。彼氏に甘えるのが苦手な女性は、ぜひ参考にしてみてください。
無言で甘えると彼氏は喜ぶ
彼氏に喜んでもらいたければ、どんな甘え方よりも効果的なのが無言の仕草です。
無言で自分の気持ちを伝える方法を『非言語的コミュニケーション』と呼び、心理学的には言葉によるコミュニケーションよりも効果的だと言われています。
たとえば、人に何かをお願いしたときに相手がものすごくイヤそうな表情で「いいよ」と言ったとしたら、きっとあなたは「あ、本当はイヤなんだろうな」と思いますよね。このように、人は言葉よりも表情や仕草を見て相手の気持ちを判断しようとするのです。
恋愛においても同じで、言葉で何かを伝えるよりも無言の仕草で気持ちを伝える方が彼氏はグッときます。
例を挙げるとすれば、
・「帰りたくないな…」の気持ちを込めて彼氏を見つめる
・「大好き♡」の気持ちを込めて、彼にくっつく、触れる
・「会えてうれしい♡」の気持ちを笑顔で表現する
などですね。
自分の気持ちを行動よりも言葉で伝えることが多い女性は、ぜひトライしてみてください。
甘えられるのはうれしい♡でも依存されるのは…
基本的に、男性は彼女に甘えられると喜びます。
ですが、彼女にとっては甘えているつもりでも、行動によっては彼氏に「重い」と感じられるかもしれません。
たとえば、
・「連絡がこないとさみしい」と、四六時中LINEしたがる
・会う度に「まだ帰りたくない」と言って彼氏を困らせる
・1日に何回も「早く会いたいね♡」と言う
などは、彼氏から「重い」と思われる代表的な行動です。
自分では上手に甘えているつもりかもしれませんが、これらの行動をとる女性は交際期間が長くなるにつれて彼氏から「重い」と思われます。
彼氏に「重い」と思われるのは、彼女の行動が彼氏にとって負担になるからです。
彼女からの返信がすぐにくれば彼氏もすぐ返信しなくてはいけないと感じますし、彼女が好意を伝える度に彼氏も同じだけ好意を伝えなければいけないと感じます。この「同じだけお返しをしなくちゃ」と思う気持ちは、心理学で『返報性の法則』と呼ばれる心理です。
また、彼氏に「重い」と思われていることに気づかないまま行動がエスカレートすると、彼氏への甘えは次第に依存へと変わっていきます。彼女が彼氏に依存することで彼氏の負担はさらに増えるため、最終的には別れようと言われる可能性が高いです。
彼氏といつまでも仲良く交際するためにも、「私の気持ちに応えてよ！」というスタンスにならないよう気をつけましょう。
※女性が男性に「重い」と思われる理由については、こちらのコラムで解説していますので読んでみてください。▷『男性に重いと言われる女性の行動と対策3選！重いのは○○になるから』
ワガママすぎるのはちょっと違う
男性は彼女に甘えられたり頼られたりすると喜びますが、内容によっては反対に気分を悪くすることもあります。
たとえば、
・コンビニでコンビニ限定のネイルをおねだり
・道が分からないフリをして送ってもらう
・おそろいのグッズが欲しいとワガママを言う
などは、彼氏に「かわいいヤツだ♡」「しょうがないなぁ♡」と思われる甘え方・頼り方です。
反対に、
・高額なプレゼントをおねだりする
・「ジュース買ってきて」とコンビニへ行かせる
・女性が参加する飲み会をとにかくすべて禁止する
などは、彼氏に「ワガママすぎる」と思われます。
中には「ついでにゴミ捨ててきて」とお願いする女性や、彼氏に頼めばどこへでも迎えに来てくれると考える女性もいるようです。
どんなにかわいらしい表情でお願いしても、自分の都合で彼氏を動かそうとすることは甘えるとも頼るとも違います。彼氏に「ワガママすぎる」と思われるような発言には気をつけてくださいね。
まずは自分の気持ちを素直に表現しよう
今日は、彼氏の喜ぶ甘え方と彼氏に嫌がられる甘え方を紹介しました。「彼氏に甘えるのが苦手……」と悩む女性は意外と多いですが、無言の仕草ならチャレンジできるのではないでしょうか。
急には甘えられない！ と思う人は、まず「今日は楽しかった♡」「本当はもっと一緒にいたかったな」などの本音をLINEで彼氏に伝えることから始めてみてください。本音を口にすることに抵抗がなくなれば、きっと彼氏の前でも自然に甘える仕草を見せられます。彼氏に甘えるのが苦手な女性は、ぜひ試してみてくださいね。
ライター：永瀬なみ
