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R4G × 劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」 松村沙友理(乃木坂 46)× 間桐桜役・下屋則子インタビュー【前編】

R4G | カルチャー 2018.12.17 by 2018.12.17

R4G のコラボレーション第 7弾は、ゲームから火が付き、漫画、アニメと広がりを見せている人気作品の、劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」。

そのコラボレーションを記念して、R4G のイメージモデルを務める松村沙友理さんと、メインヒロインのひとりである間桐桜役の声優、下屋則子さんとの対談が実現。松村さんのアニメを愛する熱い思いは必見です。

10 年来のアニメファンが語る劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」

──今回は松村さんがモデルを務める R4G と劇場版「Fate/ stay night [Heaven’s Feel](以下[HF])」のコラボレーション企画になります。松村さんは以前から「Fate」という作品をご存知でしたか?

松村: はい、テレビアニメ「Fate/Zero」や「Fate/stay night [Unlimited Blade Works](以下[UBW])」など、「Fate」シリーズの作品には以前から触れていました。アニメの制作を手がけられる ufotable さんの作品ということで言うと、劇場版「空の境界」も観させていただきました。

下屋: そんなに観てくださっているとは、ありがとうございます!

松村: ずっと観てました(笑)。私は本当にアニメが大好きで、体の 8 割がアニメで出来ていると言っても良いくらい、アニメと一緒に生きてきました。だから今日はこのような機会をいただけて、本当に嬉しいことだなと思っています。

──アニメが趣味になったのは、いつごろからなのでしょうか?

松村: うちは家族がアニメを観る家だったので、もともと生活のすぐそばにアニメがありました。自分自身で意識をして、アニメを見よう!と思ったのは、小学校五年生くらいからだったと思います。

──当時、好きだったアニメの作品は何でしょうか?

松村: 私がアニメを好きになったのは、もともとアニメが好きだった姉の影響も大きいと思います。姉と一緒にアニメを観ることもありました。当時は「まほらば~Heartful days」という作品がすごく好きだったのですが、そのことを学校で話しても、あまり皆には伝わらなくて。このアニメを知ってるのは少数派なんだ!と感じたことを覚えています。

──劇場版「Fate[HF]」第一章もご視聴いただいたとお聞きしましたが、印象に残っているシーンについてお聞かせください。

松村: まずはアクションシーンの迫力が凄まじかったです。セイバーとバーサーカーが戦うシーンで(衛宮)士郎が負傷する描写は、とてもリアルに迫ってくる感じがあるなと思いました。ランサーと真アサシンのアクションシーンも凄かったですね。だけど一番印象に残っているのは、(間桐)桜の描き方です。[UBW]の桜は日常の象徴というか、笑顔が印象的でしたけど、[HF]の桜は全然描き方が違う。とてもダークというか、闇を秘めているように感じました。

下屋: 確かに冒頭、桜が衛宮邸を訪れるシーンなどは、暗いイメージがありますよね。

松村: そうなんですよ!桜の目に光が無くて……[UBW]の桜は士郎を献身的に支える後輩として描かれていましたけど、今回の[HF]はそれだけではないんだなと思いました。

──これまで観てきた「Fate/Zero」や「Fate[UBW]」を経て、「Fate[HF]」をご覧になったときに感じたことはありますか?

松村: 劇場版はやっぱり凄い!と思いました。もちろんこれまでの ufotable さんの映像も素晴らしかったのですが、劇場版はスペシャルバージョンというか、とても高いクオリティだなと感動しました。

──松村さんの話をお聞きになって、下屋さんはどのような感想を持たれましたか?

下屋: 劇場版「Fate[HF]」第一章を振り返ると、やはり桜の中学生時代のエピソードなど、原作の要素をふくらませたシーンが印象的だったように思います。その部分を松村さんからも印象に残っているシーンとして挙げていただけたのは、すごく嬉しいですね。士郎と桜の出会いから描くことによって、この物語のスタートはここなんだということを、視聴者の皆さまに伝えられたような気がしています。丁寧に描かれた日常があるからこそ、それが崩壊してしまうことの切なさが分かる。間桐桜を演じた声優としても、冒頭はすごく大切なシーンだったなと。

──そして 2019 年 1 月 12 日(土)に第二章が公開となります。

松村: 私自身、すごく第二章を楽しみにしていますし、きっと面白いものになるに違いないと思います。今回のコラボレーションのモデルとしては、まずファッションが好きな方に、このアニメ×ファッションという形を楽しんでいただけると幸いです。そしてファッションだけでなく、そのもととなった劇場版「Fate[HF]」を楽しんでいただけると嬉しいですね。

下屋: この「Fate」というシリーズはゲームや小説、アニメやドラマ CD など、さまざまな形で展開を重ねてきました。そうした「どこから入っていただいても楽しめる」という点が、作品のもつ魅力のひとつかと思います。そして今回は新たに「ファッションから入る」という新しい形もあるのだなと思いました。この記事を読む方の中には、ファッションが好きな方はもちろん、松村さんのファンの方や、乃木坂 46 さんのファンの方もいらっしゃると思います。今回のコラボレーションが、そうした皆さまに「Fate」を知っていただく機会になるなら、それは本当に素敵なことだなと感じています。いよいよ公開となる劇場版「Fate[HF]」第二章は、本当に胸を張って皆さまにお届けできる、素晴らしい作品に仕上がっています。是非、劇場でお楽しみいただけると幸いです。

次回は、コラボレーションアイテムについて、ファッションで楽しむアニメについてなど…アニメ×ファッションについて深堀します。

プロフィール

松村沙友理(まつむら・さゆり)
1992 年 8 月 27 日生まれ。大阪府出身。乃木坂 46 の 1 期生として 2012 年「ぐるぐるカーテン」で CD デビュー。出演作に映画「あさひなぐ(2017)」紺野さくら役、テレビドラマ「賭ケグルイ Season2(2019)」夢見弖ユメミ役など。最新シングル「帰り道は遠回りしたくなる」では選抜メンバーを務める。

下屋則子(したや・のりこ)
千葉県出身。81 プロデュース所属。2006 年にテレビアニメ「Fate/stay night」にて間桐桜を演じる。以来、さまざまなメディアにて間桐桜役を担当。「Fate/EXTRA CCC」では BB 役、「Fate/Grand Order」では BB 役のほか、パールヴァティー役を演じた。

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