ダークな色合いのアイテムが恋しくなることが多い秋ですが、今年はグリーンやパープルなど、カラーアイテムがトレンド。夏からさらに人気が加速しそうな予感です。
そこで今回は、「色別“こなれ”コーデ」をテーマに、この秋取り入れたい5色のカラーアイテムを、オシャレに着こなすコツをご紹介します。
グリーンはニットでヴィンテージライクに
STAFF SNAP/北丸早紀(MOUSSY)
今季ビッグトレンドのカラーといえば、グリーン。夏に引き続き、秋冬もさまざまなブランドからアイテムが登場しています。
はじめて挑戦する方にとっては、少しハードルが高く感じるグリーンですが、素材やデザインの力を借りることで着こなしやすくなります。
例えば「花柄ニット」は、柄やニット素材の風合いで、単色デザインよりもグッと柔らかな印象で取り入れられるのでおすすめ。大ぶりのピアスを合わせれば、どことなくヴィンテージライクな着こなしを楽しめます。
<おすすめアイテム>
MOUSSY/FLOWER PRINT ニット ¥8,618(tax in)
ざっくりとした編地に木蓮のプリントが可愛いニット。コンパクトなボックスシルエットでコーデのバランスがとりやすく、幅広い着こなしを楽しめます。
カラー展開は全3色。ホワイト(アイスグレー)・ブラック・グリーンを展開しています。
パープルはメンズライクに
今秋、グリーンと人気を二分するカラーが、パープル。これまで定番だった深い色合いと異なり、ネオンな色合いのパープルが今秋のトレンドです。
取り入れ方によっては、1歩間違うとケバい、老けて見えるといったデメリットが出てしまうパープル。シンプルにメンズライクなカジュアルで着こなすことで、その不安をクリアにできます。
パープルと色合いが喧嘩しないよう、他のアイテムをブラックで統一するとスッキリと着こなせますよ。
<おすすめアイテム>
SLY/HW ANKLE SLIM-E ¥12,949(tax in)
イエローは質感や柄で変化を楽しむ
毎年、秋を呼び込むカラーとして人気のくすんだイエローやマスタード。今年は、柄や質感で遊んだ着こなしを楽しんでみて。
柄は今季トレンドのチェック柄、質感はサテンようなツヤのある素材で変化をつけるのがおすすめです。
ワードローブの定番、チェック柄シャツも、くすんだイエローなら新鮮。ブラックデニムを合わせて、シックなカジュアルを演出するとこなれ感のある着こなしが叶います。
ピンクははずしアイテムとして
ここ数年、秋冬になると密かにブームが訪れているネオン系ピンク。
シックやレディな着こなしのはずしアイテムとして取り入れると、大人の遊び心を感じるコーデを作れます。
例えば、トラッドなグレンチェックパンツにネオンピンクのトップスを合わせて。ブラックのビスチェをトップスとパンツのクッション役にすることで、奇抜なネオンカラーが浮かないコーデが成立しています。
昨年GETしたグレンチェック柄アイテムを、最新のスタイルにアップデートできるテクニックなので、ぜひトライしてみて。
レッドはストリートMIXなモードに
秋冬になると、目がいくカラーといえばレッド。秋冬のシックな色合いのコーデにハマりやすく、メリハリのある着こなしを楽しめます。
インパクトのあるカラーですが、ベージュやホワイトなど、優しい色合いを合わせると、可愛いらしい着こなしに傾きがち。そのため、ブラックを基調としたコーデに差し色で取り入れると、洗練されたコーデを演出できます。
さらにブラックアイテムは、スウェットやボディバッグなど、ストリートの要素を取り入れると垢抜けた印象に。ラフさを出すことで、トレンドバランスが叶います。
秋もカラーアイテムを楽しもう
この秋1着は押さえたいカラーアイテム。
黒を基調とした着こなしに取り入れたり、柄や素材で印象に変化をつけることで、インパクトのあるカラーアイテムも着こなしやすくなります。ぜひ気になったカラーでお試しあれ。
ライター:文 希紀