外国人風のゆるふわなウェーブヘア。憧れますよね。でも、パーマをかけたり、コテの使い方も難しいそうだし、時間もかかりそう…。私にも上手くできるかな?など、そんな多くの疑問にお応えするため、AMEE編集部がプロのヘアメイクアーティストさんにインタビューを行ってきました。
ヘアメイクアーティスト・今上直希さん
AMEE編集部(以下A):「今回は、ヘアメイクアーティストの今上直希(いまじょう なおき)さんにお話をお伺いしたいと思います。」
A:「ヘアメイクアーティストってすごい女性のイメージが強かったんですが、今上さんがヘアメイクの道へ進もうと決めたきっかけってありますか?
今上さん(以下J):「元々、「人を変えてあげたい!」という気持ちがあったので、美容師になるため美容専門学校に入学しました。人を変えられるのって髪の毛だけだと思っていたので、最初はヘアメイクの授業なんて全く興味がなかったんですよね。やっぱり男性にはメイクなんて無縁ですし、最初の頃は女性と近距離だし、アイライン引くだけでも手が震えました。けど、人を変えてあげることができるのって、髪の毛以外でも出来るんだ!って強く思うようになり、授業を重ねていくうちにメイクをすることが楽しくなってきて。そのままどんどんのめり込んでいったんです。」
A:「現在はどのような媒体でお仕事をなさっているのですか?」
J:「今は光文社の雑誌「VERY」「HERS」「美ST」の3つをメインに活動しています。」
A:「先日、弊社BAROQUE JAPAN LIMITEDの新ブランド 「RIM.ARK (リムアーク)」撮影のお仕事をしていただきましたがどうでしたか?」
J:「自分にないセンスを持った人と一緒に仕事ができて、すっごい楽しかったです!始まる前までは緊張していましたが、いざ一緒に仕事をしていくと「こんな素晴らしい表現があるんだ」と、自分では想像できないことを写真で形になっていくのがたまらなく良かったですね。」
A:「年齢層問わず、幅広く活躍されている今上さんに今回は、外国人のようなゆるふわ巻き髪のやり方について紹介していただこうと思います!」
簡単HOW TO!中村アンのような“外国人風”ゆるふわ巻きのやり方
まず、スタイリング剤はつけずに、髪の毛を縦に半分に分けます。
半分にした毛束をさらに、4つのブロックにしましょう。
そして、はじめに顔まわりの毛を外巻きか内巻きのどちらにするか決める。(今回は外巻きにしました。)
一つの毛束を取り、ねじってから毛束の中間辺りの髪の毛を挟み、根元へ向かって巻いていきます。
毛先が10㎝くらいの長さになったら(だいたいで大丈夫!)
まず根元を外して、毛先へ向かってコテをゆっくり滑らせてから離しましょう。
※コテでゆっくり滑らすことをしないとゆるやかな巻きが作れないので注意!
これを8ブロック全て同じようにやってくださいね。
A:「この巻き方はねじる方向と巻く方向は同じ方向にした方がいいんですか?」
J:「そこは特に関係ないので、逆周りでも大丈夫ですよ!毛束をねじる理由は、熱の伝わりをランダムにすることで、自然な感じを出しています。」
J:「そして全てのブロックが巻けたら、次は毛束を左右に振ってほぐしていきましょう。こうすると通常よりも巻きへの負荷がかかりにくくなるんです。」
A:「ねじって巻くだけでこんなにも立体感がでるんですね!」
J:「さらに立体感を演出するためにここからがポイント!正面を見て、トップの両サイド各2本ずつ、バック2本、計6本を指先で少しつまみ出します。」
J:「その指先でつまんだ毛束をねじり、“中間→根元、滑らしながらコテを外す’’と、さっきと同じように巻きましょう!」
J:「すると、6束巻いただけなのに表面にも立体感ができるのでルーズさを演出することができますよ!」
A:「今トレンドである、ゆるい巻き髪に立体感を加えることで美容院でやってもらったような仕上がりになるんですね!これならお家で簡単にできるかも!」
まとめ
いかがでしたか?後ろの方が難しい方は合わせ鏡などを使って巻いてみるとやりやすいかもしれません。ぜひみなさんも試してみてくださいね♡
前回記事
ポニーテールがたった5分でかわいくなる“ゆるふわ”ヘアアレンジ方法