「いつも小洒落た雰囲気を醸し出すあの子、私と何が違うの?」一歩先いく女子のスタイリングにはいつものデニムコーデ、Tシャツコーデ、モノトーンコーデなど定番とは「一味」違ったファッションを取り入れているはず。
それが「色」なのか、はたまた「アイテム」のピックなのか。
今回はスタイリストとして独立後、アップカミングなスタイリストとして話題の田畑アリサさんにデイリーにも取り入れやすく、ピリっと個性の聞いた非日常感のあるコーディネートをテーマに組んでもらった。キーカラーは「深みのあるグリーン」是非マネしてみて!
①デニムに頼らない秋コーデ。布帛素材で浮揚感で軽さをプラス
T:「今回のテーマカラーに選んだグリーンの度合いで言えば30%といったところでしょうか。一枚でもワンピースとして使えるけれど、おしゃれのキモであるレイヤードにグリーンで差し色を持ってこれないかなあと考えた時に、パンツで取り入れてみました。いつもならデニム、そこに一捻り加えてグリーンのスラックスに差し替えれば一歩先行くスタイルが完成です 」
トップス : RIM.RAK/10月発売予定
足元はスリッパをチョイス。つっかけがヌケ感を演出
足元にはリボンモチーフがアイコニックなつっかけをチョイス。レイヤードで重さを作ったら、足元にはヌケ感を作ってバランスを。
メイク×ファッションのリンクで色遊びにトライ
リップのレッドボルドーと足元のパンプスの色味をあわせてファッション×メイクをリンク。夏のイメージの強いイエローやオレンジは顔が暗くなり季節感が演出しにくいもの。この秋はブラウンを混ぜたレッド系の深みのあるカラーリングに注目!
②イヤリングに「グリーン」をワンポイントで取り入れる
T:「普段からグリーンをアイテムに取り入れる…なんて方は少ないと思うのですが、割合でいえば5%くらい、一点アクセであればチャレンジしやすいはず。いつものゴールド、シルバーのピアスの代わりにグリーンが入るだけでぐっと洗練された、よい意味での非日常感を演出できます」
袖コンシャスなトレンドも抑えるならフレアスリーブ
T:「昨年から続くトレンドの袖コンシャスなフレアスリーブはコーディネートに遊びの出せるアイテムの一つ。今回はハイネックシャツを合わせてみましたが、夏に買った白Tだったらボレロなんかでフェミニンに合わせてもかわいいかもしれません」
目頭のグリーンシャドウとイヤリングでカラーリンク
T:「グリーンをちょっとしたポイントで取り入れる場合、メイクやネイルなども合わせてみるのも面白いかも。半円ボールをオリジナルマーブルカラーで作ったイヤリングはちょっぴりモードな雰囲気も感じさせてくれます」
③メインのワンピースに「グリーン」を取り入れたロングミックス
T:「カラーコーデの上級者向けに提案したいのがメインアイテムにグリーンを投入したコーディネート。長いワンピースに長いパンツのロングミックス。 グリーンとブラウンだけだと沈みがちなところはレッドのスカートを差し色的に使ってみました 」
袖は肌見せする分、パンツはずるっと履いて露出を調整
T:「コーディネートのメインにグリーンを取り入れて、割合的には全体の70%くらいがグリーンのイメージで埋まるように。ノースリーブで肌見せする分、パンツはあえて腰で履いて裾にたわむくらいのウェストラインにして、足元に素肌が少し見えるくらいというのがポイント。色がバラバラな分、素材感はまとまり感を出すのがコツです」
T:「モード寄りなテイストを崩さないよう、これからのシーズンで羽織ものを合わせる場合は、チェスターコートなどかっちりめのアイテムでまとめると良いと思います」
モードな気分を掻き立てるメイクにもチャレンジ
目元にグリーンをプラスするなら、まぶたの上にシャドウを乗せてみるだけで一気にモードな雰囲気に。コーディネートの完成度をさらに高めて。
グリーンを取り入れて秋色コーデにチャレンジしてみて!
ブラウンやベージュの秋カラーはもちろん、この秋こそより深みのあるグリーンコーディネートにチャレンジしてみて。
注目のカラーメイクに挑戦♡
夏は目元を鮮やかに。100均で買える「カラーアイライナー」で簡単トレンドメイクが完成
3/15発売!LoveLiner(ラブライナー)のアイライナーで春気分を先取り♡
Stylist:Tabata Arisa
Make :Nagasaka Ken
Model:Motola Serena(So-en model)
Photo:Miura Fumika
Editor:Yoshimura Mami
Writer:Muro Naoki