皆さんは「ジェーン・バーキン」という女優をご存じですか?
シンプルで自然体、なのにオシャレ。そんなフレンチシックの代名詞的存在として知られる彼女。公私とものパートナーとして別れた後も親交があったセルジュ・ゲンズブールとの2ショット写真も数多く残っており、そのファッショナブルな着こなしは今も色褪せません。
※ちなみに〈エルメス〉の人気バッグ「バーキン」が、彼女から名付けられたというエピソードは有名!
また、”シンプル&こなれ感”が求められる、昨今のファッショントレンドにも合致した彼女のスタイルは、世界中のファッショニスタが支持する永遠のスタンダードともいえます。
永遠のファッショニスタ「ジェーン・バーキン」に藤井サチが大変身!
今回は、そんなジェーン・バーキンの着こなしテクを、SHEL’MAGのフォルターを通してアレンジ! モデルには、ファッション誌『ViVi』の専属モデルとしてデビューしたばっかりの藤井サチさんが挑戦。 シンプルでタイムレス、そんなSHEL’MAG流フレンチシックをご覧ください♪
1.これぞ「ジェーン・バーキン」とも言えるアイコニックなルックを再現
TOPS:MOUSSY/MELLOW LOCK RIB トップ JEANS:SLY/ELTON JW FLARE PT-B SHOES:AZUL BY MOUSSY/ポインテッドトゥバレエシューズ BAG:AZUL BY MOUSSY/カラーBIGペーパートートバッグ
1体目はフレンチシックの精神に溢れた、ジェーン・バーキンのアイコニックなスタイリングを表現!タイトにボディラインを包み込む白トップスと、今また新鮮に映るフレアデニムのコンビネーションが描き出すまさに「70’sなムード」。
足元には鮮やかな色合いのバレエシューズを合わせれば足取りも軽やか。彼女のアイコンであるカゴ BAGを下げてマルシェをそぞろ歩きすれば、気分はもうパリジェンヌ!
無造作に使えるパートナーバッグこそ、ジェーン・バーキンの象徴
夏が近づくたびに、ワードロープの新たな購入リストに挙がってくるカゴBAGは、彼女の代名詞のひとつ。ジェーンのようにお気に入りを使い続けるブレないスタイルにも憧れるけど、やっぱりトレンドはハズせない。
デイリーでの使いやすさを考慮するなら、彼女が愛用した蓋付きのバケットタイプよりも、カジュアルに持ち歩けるデザインへと選択肢を広げてOK。
お財布やスマホ、化粧ポーチに読みかけの小説、ミネラルウォーターにワインの小瓶、焼きたてのバゲットetc……何でも入っちゃう収納力のおかげで、ついつい街歩きも楽しくなるハズ!
”デニム&フラットシューズ”のコンビが、70’sムードを呼び込む
ジェーンがフランスへと渡った60’s後半から70’sには、誰もが穿いていたというフレアデニム。ウエストから膝までのタイトさから一転、裾に向かって大きく広がるシルエットが今また新鮮。
当時は地面スレスレだった裾丈も、今ならくるぶし位置でマーク。合わせるパートナーには、ジェーンが常に履いていたことでお馴染みのフラットシューズ、しかも鮮やかな赤をチョイス。
コンフォータブルな履き心地とフェミニニティを兼ね備えた一足が、クリーンな装いにビビッドな彩りを添える!
2.デイリーなスタイルにだって、程よくフェミニニティを効かせて
TOPS:MOUSSY/ROLL UP TARTAN SHIRT TOPS(UNDER):MOUSSY/LACE CAMISOLE BOTTOM:MOUSSY/SLUB YARN WIDE PANTS その他:スタッフ私物
美しく自然体のまま年を重ねてきたジェーンの近年の着こなしからインスパイアされたルック。ワイドシルエットのパンツを主役にさらりとシャツから肌見せし、エフォートレスかつエイジレスな佇まいに。
若かりし日よりも落ち着きを感じさせるアーシーな色使いが、大人っぽくてむしろ今ドキなルックに。それこれも余計なアイテムは使わず素のままの自分で勝負する、そんな彼女のキャラクターがあってこそ!
リアルクローズなシャツも、開襟してラフに着こなす
どんなボトムスにも合う汎用性の高さが魅力のブラウス&シャツは、優秀なデイリーウエアの定番! となれば、肩肘張らない着こなしを好んだジェーンが愛用したのも納得。
彼女がよく着ていたホワイトも、夏らしくガーリーで素敵だけど、更に”こなれ感”を狙うならシックなチェック柄がオススメ。
ざっくりとした生地感のシャツを大胆に胸元を開いて、袖もラフなあしらいで。裾はタックインして、ちょっとレトロに着こなしたい!
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