SNSにて発信されるシンプルな大人デニムコーデが、多くのフォロワーから熱い支持を得ているライフスタイルプランナーの長屋なぎささん。ここでは彼女に、カットオフやハイウエスト、ワイドなど今旬のデニムキーワードを取り入れつつ、自身が30歳を迎える中で“今着たい大人のデニムコーデ”を提案していただきます!
シックな中にも溢れ出すセクシー。テーマは“大人カッコイイ”
デニムパンツ/MOUSSY FRINGE SLIM STRAIGHT
タンクトップ/3.1 Phillip Lim
ヒール/STEVE MADDEN
ネックレス/#203
リング/H&M
バングル(太)/IMPORT
バングル(細)/#203
長屋なぎさ:「今年30歳を迎えるということもあって、最近ではファッションもシンプルで質が良いモノを取り入れるようになりました。今回は“デニムスタイル”がテーマですが、今季は裾の切りっぱなしやワイドシルエットがトレンド。形もデザインも新たな流れがきているなと感じるので、今がデニムを買い直す絶好のタイミングです!」
デニム選びのポイントとは?
長屋なぎさ:「私の場合は、身長が155cmと小さめなので、デニムも自分の身体に合ってスタイルがよく見えるモノを選ぶように心掛けています。そのためにはトップスとのバランスを意識すること。シューズがペッタンコならトップスは女性らしく軽めで華奢なフォルムに。逆に足元がヒールなら、ボリューミィなトップスに合わせるなど全体のバランスが大事になってきますね。」
ポイントを活かしつつ女らしく
長屋なぎさ:「ここでは裾にあしらわれたフリンジを魅せる着こなしを意識しました。このMOUSSYのデニムはフリンジによってデザイン性が高められているんですが、私たちの年代でカジュアルにしすぎるとトゥーマッチな印象に。そこでシンプルで光沢感のある3.1 Phillip Limの黒タンクを合わせて、大人カッコよく! 足元は女性らしいヒールを選べばバランスよくキマりますよ♪」
フリンジが視線を集めるデニムはすっきりしたシルエットが魅力。ストラップが細く、女性らしいSTEVE MADDENのヒールで大人の女性らしい足元に!
ゆるくウェーブがかったロングヘアと、シックな光沢感と色っぽい黒タンクが絶妙のバランス。
シンプルゆえアクセが存在感を醸し出しています。
注目の70’sムードで着こなしたワイドデニムの今季的好サンプル
ワイドデニムパンツ/MOUSSY WIDE DENIM PT
ノースリーブジャケット/MOUSSY
インナー/ZARA
ヒールサンダル/Celine
ネックレス/#203
リング/H&M
バングル(右手)/IMPORT
バングル(左手)/#203
長屋なぎさ:「ここでのポイントは、縦を強調したIラインシルエットを作りつつ、配色によるメリハリを意識すること。そこで、ニット×ワイドパンツの両方を白のワントーンで合わせた上から、キャメルカラーのノースリーブジャケットをレイヤード。膨張色のホワイトだけでは全体が膨張して太めに見えてしまうので、今回はハイウエストのボトムスに対してトップスの裾をインすることで、見える面積を減らしてスタイルUP♡」
ヘアアレンジでヌケ感を演出
長屋なぎさ:「ホワイト&キャメルでは若干コンサバチックになりすぎてしまう恐れがあるので、そこにヌケ感を加えるために髪はアップしてルーズにまとめてみました。着こなしに合わせたヘアアレンジと同様にアクセサリーもヌケ感を演出する際にハズせないポイントですね!」
小物でハズすのが大人の遊び心
長屋なぎさ:「手元はターコイズをあしらったネイティブテイストのシルバーバングルでハズしています。また、立っている状態ではボトムスに隠れて見えない足元も、さり気なくトップスと色を揃えれば統一感も生まれますし、何より指先がチラ見えすることで大人の女性らしさが演出できます。」
大きめのバングルは人気継続中のネイティブテイスト。男前アクセをポイント的に投入することで、全体に漂う女性らしさをさらに強調。
あえてルーズにまとめたロングヘアも流行の70’sテイストを演出するポイント。縦のラインを強調したスタイリングとも見事にマッチ☆
ワイドシルエットをより美しく見せるため、足元にはヒールをチョイス。歩くたびに裾からチラ見えする指先が女性らしさを演出します。
同系色コーデは小物でアクセント。ハイウエスト&スキニーを甘めに♡
デニムパンツ/MOUSSY iSKO HW EMOTION fringe SKINNY2
オフショルダーブラウス/H&M
ヒールサンダル/Celine
レザーベルト/USED
ネックレス/#203
リング/H&M
バングル(左手)/#203
バンダナ(左手)/彼からの借り物
長屋なぎさ:「抜群にストレッチが効いているのでスキニーデニムですが穿きやすいですね♡ ハイウエストタイプだったので、トップスの裾をインしてどこかレトロな雰囲気に。今季流行の“オフショルダートップス”を取り入れることで、デニムスタイルでもちょっと甘めに着こなせます♡」
小物使いでアクセントを
長屋なぎさ:「上下を淡いブルー系の同系色で揃えつつ、ベルトやシューズ、バンダナなど小物使いでアクセントを。右手首に巻いた“バンダナ”も今年の流行ですよね。リーズナブルなアイテムですが使い勝手がイイし、コーデが寂しいなって時に+αするのにオススメ。私自身、甘×甘のスタイルはあまり好きではないので、こういった小物でバランスを取るのがMYルール!」
プチプラを上手に取り入れて
長屋なぎさ:「このトップスもですが、愛用しているリングもH&M。プチプラの服を選ぶ際は素材感が気を使って、安っぽく見えないモノを選ぶのが大事。とはいえアクセ系はトレンドを気軽に取り入れられるので、使い捨て感覚で上手に取り入れれば、今旬の雰囲気作りに使えます☆」
高めの腰位置でベルトをマークすることで、ウエストが引き締まった印象となりスタイルUP♡これぞハイウエストの強みです。
ストレッチ性に優れ、美しいシルエットを描きだすスキニーデニムは涼しげなカラートーンが今季的。基本である小物の色合わせも完璧。
まとめ
シンプルでいながらも、トレンドを巧みに昇華して自分らしく着こなす“なぎさ流”大人のデニムスタイルはいかがでしたか?
定番アイテムでありながらもシルエットやデザインなど、今まさに新たな流れを感じさせる「デニムパンツ」。ぜひ、なぎささんの着こなしを参考に、自分だけの一本を見つけ出して!
長屋なぎさ(NAGISA NAGAYA)
某レディスブランドのプレスを経験後、現在はフリーランスのLIFE STYLE PLANNERとして活動し、衣・食・住・言葉のすべてにおいて、自分らしく生きられるライフスタイルのヒントを提案。またコラム執筆やビジュアルコンサル、商品開発など様々な分野で活躍しており、
4/29(金・祝)~5/8(日)には、空間プロデュースを手掛けたイベント、Shore×LUMINE横浜「COCO des Hawaii」が開催。またSTARRYとコラボレーションしたiPhoneケースが6月に発売予定。