ガールズグループFAKYのメンバーの中で、重ためのパッツンバングと黒髪ロング、そして赤リップがトレードマーク。『月とオオカミちゃんには騙されない』で知名度を上げた彼女が今、新しい魅力を開花しようとしている。
Hina(FAKY)
1997年2月19日生まれ。京都府出身。
ー今回の衣装“グリーン”から連想するものは?
自然、葉っぱです。出身が京都の北部の田舎で、自然に囲まれて育ってきたので、自然は欠かせません。癒やされます。上京して都会で過ごしていると、疲れたときに自然を欲します。足りないなと感じたら、そういう環境に行く場合もあるし、家族に電話することが多いです。手頃な自然の摂り方だと、夜、近所の公園にふらっと散歩に行きます。噴水がある公園なので、その周りでぼーっとしています。
ー今の気分を色で表すなら何色?
白!最近いろんなお仕事がありがたいことに増えてきて、やったことのない仕事に挑戦することがすごく多いので、新しい自分の発見があって、これからが楽しみになってきています。以前は、不安になることも多かったのですが、最近はやっとそういう気持ちになりました。これからが想像つかないので白を選びました。
ー自分は何色の人だと思う?
黒かグレー。多分すごく根暗なんです、もともと(笑)。本質は黒なんですが、白でいることも苦痛じゃないので、両方の意味でグレーかな。そのグレーの濃度が変わる感じです。黒だなと思う部分は、休みの日とか全然家から出ないところとか。前はすごい活発に動かなきゃと思っていたんですが、今は引き籠っていいのかなと思うようになって。家では、たくさん寝ています。以前は夜1時に寝て、15、16時間寝たこともあります(笑)。いちばん、幸福な時間です。体力も回復します。欠かせないのはアロマオイルです。アロマストーンに垂らして眠りにつくと、より深い睡眠が取れる気がします。
ー自分がいちばん好きな色は?
黒。安心する色です。机とかベッド、冷蔵庫とか主要な家具は黒。黒に囲まれていると落ち着きます。少し前までカーテンも黒だったのですが、ボーカルトレーニングの先生に、黒のカーテンは風水的にあまりよくないと言われて、白のカーテンに変えました。
ークローゼットにいちばん多い色は?
6割くらいは、落ち着く黒。明るい色を着ているときってソワソワしちゃって、隠れたいってなるんです(笑)。あと、ちょっと大人っぽい格好をしなきゃいけないときに「いちばん自信が持てる色」という理由もあります。最近買った黒アイテムは、ドット柄のトップス。パフスリーブと首元がスクエアになっていて、シルエットが可愛いなと思って。
ー季節によって着る洋服の色は変わる?
あまり変わらないです。黒と白がコーディネイトのベース。テイストでいうと、モード系とか、カッコイイ方が好きです。でも、この春は最近いろんなお仕事をさせていただく影響もあって、今までやってこなかったゆるい感じも挑戦してみたいなと思います。シアー素材のトップスにショート丈のスカートとか。あと普段脚を出すスタイリングが多いのですが、ロングスカートも気になっています。
ー挑戦してみたい洋服の色は?
白に近いイエローとか、パステル系にチャレンジしてみたいです。今まで私は“こうじゃなきゃいけない”っていう固定概念が強かったけど、お仕事の幅が広がったことで、今までしたことのなかったファッションやヘアメイクをしていただくことが多くなって。新しいことに挑戦したいなと思います。メイクもオレンジ系のリップとか、春らしいものも取り入れてみたいです。
ータイプの男性を色で表すと?
茶色。闇がありそうな人に惹かれがちなので(笑)、素直な人がいいなと思って。あと、知り合っていく中で、新しい一面を知りたい。あと、髪が長い人も好き。ひとつにまとめている人を見るとキュンとします。
ー恋愛すると何色タイプ?
黄色。ポジティブなタイプなので、恋をするとパワーが出て、楽しくなります。例えば、ライブ前に頑張れって言ってもらえらたら、すごい頑張れると思います。単純なタイプなのかも(笑)。
ー2020年はどんな色の1年にしたい?
虹色!これまでにやったことのないことに挑戦する機会も増えると思うし、やりたいという意欲も強いです。今までは白とか黒とか自分で狭めていたところもありましたが、今年は何でも挑戦して、何色にもなれるようになりたいです。新生FAKYとして、5月には初めての単独ライブも控えているので、いろんな色を見せられたらと意気込んでいます。
model : HINA(FAKY) photography : KENTARO KANBE styling : MAI HARUTA hair & makeup : KANAKO
