『過保護のカホコ』や『この世界の片隅に』など、話題のドラマで存在感を放ち、注目される若手女優の1人。さまざまなリクエストに応えてくれる彼女を見て、キレイな顔立ちから持っていた“クールそう”なイメージは覆された。
久保田紗友 / SAYU KUBOTA
2000年1月18日生まれ。北海道出身。
INFORMATION 映画『モルエラニの霧の中で』が公開中。
ー今回の衣装“イエロー”から連想するものは?
パワー。活力みたいな感じ。好きな色で、これから挑戦したいと思っている色でした。
ー今の気分を色で表すなら何色?
白。いちばん落ち着く色です。実はインテリアも白で統一されていて、部屋が真っ白で。ソファーやベッドのシーツも真っ白だし、テレビ台もカーペットもフローリングも真っ白で。1人暮らしになって、自分の空間を好きに作っていいよってなってから、自然と白を選ぶようになりました。掃除が大好きで毎日しているので、汚れや埃は気になりません。これも1人暮らしになってからするようになったんですが。ゴミ袋が捨てるものでいっぱいになって、捨てるのが快感です(笑)。部屋がキレイだといろいろと捗るし、キレイな空間で映画を観たりするのが好きです。
ー自分は何色の人だと思う?
直感で水色。客観的に見たときに、冷たそうとか話しかけづらそうに見えるみたいなんですが、そういうクールなイメージを持たれるという意味で水色かなって。でも、知っていくと意外と話しやすいんだねって言われる。あとは性格的にもドライな部分があるのも理由のひとつです。最近はドライじゃない部分も増えてきたんですが(笑)。
ー自分がいちばん好きな色は?
赤。小さい頃から好きで、小物とか赤を集めたり、赤リップも好きだったり。無意識に選ぶ色。自分に似合う色かなと思っています。赤リップは20本くらい持っています。たまに同じ赤を買ってしまうときもあるんですが(笑)、微妙に違う赤なんです。オフの日のメイクとかはナチュラルめだけど、とりあえず赤リップを塗っておけば、どうにかなるかなって。とっておきの1本は、マットな赤リップです。
ークローゼットにいちばん多い色は?
白。おんなじような白シャツを買っちゃうんです(笑)。若干形が違うとか長さが違うとか、衿のニュアンスが違うとか、シルエットとか。同じように見えても、ちょっとずつ違うのでついつい増えてしまって、クローゼットにたくさんあります。2~3年前から増えてきました。白シャツはクラシカルになりすぎないようにしたり、アクセサリーでハズしたりするのも好き。最近は長めのワンピースに白シャツをレイヤードしたり、デニムに合わせたりとかすることが多いです。
ー季節によって着る洋服の色は変わる?
あんまり変わらないと思います。白以外だと、黒が多くなっちゃいます。買い物はあまり迷わないタイプで、すぐ決めちゃう直感型。気づいたら黒が集まっていました。黒アイテムで気に入っているのは、去年買ったフーディ。大きめのシルエット
なんですが、女性らしい丈感と背中に可愛い刺繍がされていて、気に入ってます。
ー挑戦してみたい洋服の色はある?
イエロー。最近グリーンにハマっていて、そろそろ違うカラーを入れたいなと思っていました。セットアップとかジャケット系のファッションが好きで、インナーを派手めにしてもキレイめに見えると思って。今までグリーンだったのを、イエローに変えたいなって。狙っているのは首周りが開いてるデザインのトップス。Tシャツでハズしたり。カーディガンでもスタイリングに映えそう!セットアップとか長めのロングスカートに合わせたりとかして、足元はスニーカーとか。カチッとしすぎないけど、トラッドな雰囲気を入れたいっていうのもあって。女のコらしくなりすぎないように、辛口のポイントを入れて着るのが好きです。
ータイプの男性を色で表すと?
白。そんなにタイプというのがないんですが、白Tを着こなす男性が好きです。まっすぐな気がするので。
ー恋愛すると何色タイプ?
本当にわからないんですが……白かな?自分が好きっていうことは伝えて、相手から来るように頑張ります。自分から深くは踏み込まないかも。傷つきたくないタイプなので、恋愛には少し臆病なタイプかもしれません。
ー2020年はどんな色の1年にしたい?
濃いめのオレンジ。“濃い1年”ということで。活発に動く、変化がある一年にしたいと思っています。女優として、ひとつでも多くの作品に携わりたいです。自分の中で成長し続けられるように、いろんなものを敏感に感じて、感性を磨いて、いろんな価値観を持てる人になりたいです。
model : SAYU KUBOTA photography : KENTARO KANBE styling : MAI HARUTA hair & makeup : KANAKO
