「久しぶりに気になる男性が現れた! これからどんな風に彼と接したらいいんだろう……?」
こんなとき、あなたなら誰に恋愛相談をしますか? 実は、恋愛相談をする相手によっては、もらったアドバイスを聞き入れない方がよい場合もあります。では、恋愛について相談したいときは、どんな相手を選べばよいのでしょうか。
今日は、恋愛相談をしてはいけない相手のパターンを4つ紹介します。幸せな恋愛をしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
恋愛相談をしてはいけない相手その1.共感しかしない人
最も恋愛相談をしてはいけない相手、それは「共感しかしない人」です。
女性は会話に共感を求める性質があると、これまでにも何回かお伝えしてきました。雑談をしたいときや愚痴をこぼすときなどは、共感してくれる人が相手でないと逆にモヤモヤしてしまうかもしれません。
しかし、恋愛相談となると話は別です。
とくに注意が必要なのは、どうしたらいいのかと迷って恋愛相談をするとき。共感しかしない相手、つまり反対意見を全く言ってくれない相手に恋愛相談をすると、あなたの思い込みや暴走を止めてくれない可能性があるからです。
何かに迷って恋愛相談をするなら、常にあなたの味方になってくれる相手ではなく、客観的な意見を言ってくれる相手を選びましょう。
その2.幸せじゃない人
自分のことを幸せだと思っていない相手にも、恋愛相談をすべきではありません。
自分が幸せでない場合、多くの人が他人の幸せをねたみます。
「私だって本当はそうなりたいのに」
「この子より私の方ががんばってるのに」
「自分だけ抜け駆けするなんてズルイ」
こんな風に思うと、嫉妬した相手を応援してあげようと思えなくなったり、足を引っ張りたくなったりするものです。
普段から他人の悪口ばかり言っている人や、現時点で自分のことを幸せだと思っていない人は、恋愛相談の相手に選ばない方がよいでしょう。
その3.幸せな恋愛をした経験が少ない人
次に紹介するのは、幸せな恋愛をした経験が少ない人です。
どんなに恋愛経験が多くても、幸せな恋愛をした経験が少なければ良いアドバイスは頭に浮かびません。というのも、幸せな恋愛をした経験が少ない人は、自分でも気付かないうちに幸せな恋愛を遠ざけてしまっていることが少なくないのです。
たとえば、「男なんて信じられない」というセリフが口癖になっている女性は、幸せな恋愛をした経験が少ないと考えられます。幸せな恋愛をした経験が少ないからこそ、男性不信に陥ったのでしょう。
一方、幸せな恋愛をした経験が多い人は、幸せな恋愛をするためのノウハウを持っています。男性をむやみに疑わないことや、ねぎらいの気持ちをしっかり伝えることなど、男性から大切に扱われるコツを自然と身に付けているのです。
幸せな恋愛をしたいなら、幸せな恋愛をたくさんしてきた人に相談しましょう。
その4.あなたのことをよく知らない人
あなたのことをよく知らない人も、恋愛相談の相手にはあまりオススメできません。
同じ恋愛の悩みでも、あなたの性格や好み、将来設計などによって解決方法は異なります。あなたのことをよく知らない相手にアドバイスをもらうと、一般論や恋愛心理学だけを基にアドバイスをするため「思ってたんと違う……」ということになりかねないのです。
ただ、あなたのことをよく知らない人の中にも相談相手に適した人がいます。それは、あなたのことを知ろうとしてくれる人です。
たとえば、先ほど挙げたあなたの性格や好み、将来設計などに加えて
・この恋をどうしたいか
・これまでにどんな恋愛をしてきたのか
・どんな相手との恋愛を望んでいるのか
といったことを細かく質問してくれる人は、相談相手に向いていると考えられます。
これから先、SNS上で仲良くなった相手や知り合って間もない相手、またはカウンセラーやアドバイザーといった恋愛相談のプロなど、あなたのことをよく知らない人に恋愛相談をすることがあるかもしれません。
そんなときは、あなたの気持ちや過去、本当の願いなどを知ろうとしてくれるかどうかに注目して相談相手を選びしましょう。
幸せになりたいなら恋愛相談をする相手は慎重に選ぼう
今日は、恋愛相談をしてはいけない相手のパターンを4つ紹介しました。
恋愛について相談できる相手というのは限られていますし、できれば自分の考えに賛同してくれる相手を選びたいと考える気持ちは分かります。ですが、幸せになりたいなら「良薬は口に苦し(にがし)」です。
あなたのことを本気で考えてくれる相手からもらうアドバイスは、たとえそのときは自分の考えに反する意見だったとしても、長い目で見ればきっと役に立つハズ。本当の意味で幸せになりたいなら、恋愛相談をする相手は慎重に選びましょう。
Written by:ながせ なみ(コラムニスト・カウンセラー)