野菜の冷凍方法とレシピを紹介するコーナー、第2弾! 今日は、秋野菜の冷凍方法とおすすめレシピを紹介します。
「もっと調理時間を短くしたい!」「自炊はがんばりたいけど時間がなくて作れない日も多い」などと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
キノコの冷凍方法&おすすめレシピ
最初に紹介する秋野菜は、キノコです。
キノコといえば、代表的なものに
シイタケ
シメジ
エノキ
エリンギ
ナメコ
マッシュルーム
などがありますね。
種類が違っても、冷凍保存をする方法は基本的に同じです。
では早速、冷凍方法から紹介します。
キノコの冷凍方法
まずは、シメジやブナシメジの冷凍方法から見てみましょう。
【シメジ・ブナシメジ・ナメコ】
1.石づきを切り落とす
2.適当な大きさに裂く(ほぐす)
3.フリーザーバッグに入れる(なるべく空気を抜いて平らにする)
4.冷凍庫へ入れる
袋に入った状態で売られているナメコは、そのまま冷凍庫に入れてOKです。
【シイタケ・エリンギ・マッシュルームなど】
1.石づきを切り落とす
※マッシュルームは石づきがないのでそのままでOK
2.使う料理に合わせて適当な大きさにカットする(丸ごと冷凍しても◎)
3.フリーザーバッグに入れる
※なるべく空気を抜いて平らにする
4.冷凍庫へ入れる
キノコを冷凍するときは、キノコを洗わないように注意してください。水洗いすると、キノコの香りや栄養を失ってしまいます。
とはいっても、ナメコだけは水洗いOKです! 袋に入った状態で売られているナメコの場合、水洗いしてから使うようにと袋に書いてあることがあります。そういった記載があれば、袋の表示に従いましょう。
また、キノコは冷凍するとうま味が増すといわれているため、そのまま使うよりも冷凍してから料理に使うのがおすすめです。
さらに、1つの料理に3つ以上のキノコを使うと香りや味がより複雑になり、1種類だけのキノコを使う場合よりも料理に深みが出ます。
そこでおすすめなのが、何種類かのキノコを混ぜて冷凍する方法です。もしキノコを冷凍するなら、何種類かのキノコを買ってきて1つのフリーザーバッグに混ぜて冷凍してみてください。
冷凍したキノコは、基本的に凍ったまま料理に使ってOKです。
冷凍キノコのおすすめレシピ
・中華スープ
・キノコのマリネ
・炊き込みご飯
・野菜炒め など
レンコンの冷凍方法&おすすめレシピ
続いて紹介する秋野菜は、レンコンです。
レンコンは生のままでも加熱した状態でも冷凍できますが、今回は生の状態から冷凍する方法を紹介します。
レンコンの冷凍方法
1.酢水を用意する(1カップの水+小さじ2分の1程度のお酢)
2.ピーラーを使ってレンコンの皮をむく
3.作りたい料理に合わせてレンコンを切る(輪切り・乱切りなど)
4.レンコンを酢水に5分ほど浸しておく
5.キッチンペーパーを使ってレンコンの水気をよく切る
6.フリーザーバッグに入れる
※なるべく空気を抜いて平らにする
7.冷凍庫へ入れる
レンコンを薄く切った場合は、1回分ずつに分けてフリーザーバッグに入れるか、1回分ずつラップで包んでからフリーザーバッグに入れると使いやすいですよ。
冷凍したレンコンは、凍ったまま料理に使えます。
冷凍レンコンのおすすめレシピ
・きんぴら
・煮物
・天ぷら
・サラダ など
レンコンを切らずに丸ごと冷凍して凍ったまますりおろせば、レンコン餅やとろみのあるスープも作れます。
ゴボウの冷凍方法&おすすめレシピ
最後に紹介する秋野菜は、ゴボウです。
ゴボウも簡単に冷凍できますので、全部まとめて下処理をして、その日に使わない分は冷凍しておくと次回がラクですよ。
ゴボウの冷凍方法
1.包丁の背でゴボウをこすり、皮をむく
※たわし・アルミホイルを丸めたもの・専用グッズなどでもOK
3.作りたい料理に合わせてゴボウを切る(薄切り・ささがき・ぶつ切りなど)
4.ゴボウを水に5分ほど浸しておく
5.キッチンペーパーを使ってゴボウの水気をよく切る
6.フリーザーバッグに入れる
※なるべく空気を抜いて平らにする
7.冷凍庫へ入れる
ゴボウを薄く切った場合は、1回分ずつに分けてフリーザーバッグに入れるか、1回分ずつラップで包んでからフリーザーバッグに入れるのがおすすめです。
冷凍したゴボウは、凍ったまま料理に使えます。電子レンジで解凍すると食感が悪くなりますので、解凍してから使うときは電子レンジを使わず自然解凍しましょう。
冷凍ゴボウのおすすめレシピ
・きんぴら
・煮物
・炊き込みご飯
・豚汁
・サラダ など
ぶつ切りで冷凍したゴボウを乱切りや薄切りにしたいときは、時間を置いて少し自然解凍してから切ると切りやすいですよ。
まとめて下処理しておけば次回はラクラク♪
今日は、3つの秋野菜について冷凍方法やおすすめのレシピを紹介しました。
皮をむいたり水に浸したりする工程が必要な野菜は、まとめて下処理をしておくことで次に使うときの時短につながります。まだ冷凍野菜にチャレンジしたことがない人は、ぜひ今日から試してみてくださいね。
Written by:ながせ なみ(コラムニスト・カウンセラー)