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新しい恋をするのが怖い…失恋を乗り越えて前向きになる方法と考え方

LIFESTYLE 2019.09.11 by 2019.09.11

失恋をしたことがきっかけで、「新しい恋をするのが怖い……」と思う女性は少なくありません。中には、時間が解決してくれると思っていたのに、いつまでたっても前向きになれないという女性もいるのではないでしょうか。

そこで、今日は失恋への恐怖を乗り越える方法や、失恋を「あって良かった」と前向きに捉える考え方などを紹介します。「失恋するくらいなら恋愛なんてしたくない」と思う女性は、ぜひ参考にしてみてください。

「怖い」と思うのは自分を大切に思う証拠

失恋をすると、恋愛や男性に対して「怖い」という感情を抱きます。

これは、自分を守るために「恐怖」や「不安」といった感情が生まれるからです。

たとえば、高いところから落ちそうになれば怖いと感じますし、ぐらぐらと不安定な場所に立てば転んでしまうかもと不安に感じますよね。これと同じで、失恋で心が傷ついたときも自分を守るために「恐怖」や「不安」といった感情が生まれるのです。

では、どうすれば失恋に対する恐怖や不安を早く取り除けるのでしょうか。

気持ちをため込まないことが大切

失恋の傷を早く癒やすには、自分の気持ちをなるべく多く吐き出すことが大切です。

失恋のことを考えるとツラいからと、あまり失恋のことを考えないようにする女性もいますよね。

元カレや失恋のことを考えないようにすれば、一時的には失恋のツラさから逃れられるかもしれません。ですが、それは失恋の傷を癒やすのとは少し違います。

また、考えないようにすればするほど反対に思い出してしまう可能性もあるため、注意が必要です。これは、ある事柄を考えないようにすればするほど考えてしまう心理が働くからです。心理学では、この心理を『皮肉過程理論』といいます。

そこでオススメなのが、思いっきり弱音を吐いたり、彼に対する未練を日記に書いたりする方法です。この方法なら自然に自分の気持ちと向き合えるため、心の傷を早く癒やせます。

この方法は、心理学で『エモーショナル・ディスクロージャー』と呼ばれる方法です。

日記を付けている人は日記に書きつづっても良いですし、SNSの裏アカウントを持っている人はそのアカウントで吐き出すのもアリですね。

人の目を気にすることなく、ありのままの感情を素直に吐き出せる環境が理想的です。

人に聞いてもらうのも良いですが、心の奥にある本音をそのままさらけ出せる相手でなければ意味がありません。心の奥にある本音を包み隠さず話せる相手がいるなら、その相手に聞いてもらっても良いでしょう。

元カレ=停車駅。運命の相手=終着駅

失恋の恐怖や不安を乗り越えるためには、失恋を前向きなものとして捉えることも大切です。

もし失恋に対してマイナスのイメージしか抱けずにいるなら、「人生における恋愛は線路のようなもの」と考えてみてください。

あなたは、あなたにとって終着駅となる男性にまだ出会っていません。

つまり、あなたが別れた男性は単なる停車駅の1つでしかないということです。

とはいえ、その停車駅も終着駅に向かうためには必ず通らなければいけない駅の1つだったと考えれば、彼もあなたの人生にとって必要な人だったと思えるのではないでしょうか。

人生において、ムダな出会いなんて1つもありません。どんな出会いにも、必ず意味があります。

よく考えてみてください。

彼に出会ったからこそ知れたことが、何か1つはあるハズです。

もしかしたら、あなたが失恋を恐れるほど人を好きになれたこと自体が、彼との出会いで学んだことなのかもしれません。失恋を怖いと思うほど人を好きになれることは、人生においてそう何回もあることではないと考えられます。

だからこそ、あなたには彼との日々をこれからも大切に思って生きてほしいのです。

いつか、終着駅となる人がきっと現れますよ。

ありのままの気持ちを全て吐き出そう

今日は、失恋への恐怖を乗り越える方法や、失恋を「あって良かった」と前向きに捉える考え方などをお伝えしました。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざがあるように、「何であんなに怖かったんだろう?」と思える日がきっと来ます。ムリに自分の気持ちを押さえつけず、まずは今の気持ちをそのまま全て吐き出してみてくださいね。

Written by:ながせ なみ(コラムニスト・カウンセラー)

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