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ちゃんと知ってる?お呼ばれ結婚式のマナー2選【ご祝儀と服装編】

FASHION | LIFESTYLE 2019.06.11 by 2019.06.11

20代の後半にもなってくると、結婚式に呼ばれる機会も少しずつ増えてきますよね。たとえ友だちの結婚式であっても、招待される人の中にはマナーに厳しい人も多くいるものです。友だちの顔をつぶさないためにも、最低限のマナーだけは知っておくべきでしょう。

そこで、今日は結婚式に呼ばれたときのために知っておきたいマナーを2つ紹介します。結婚する予定のある友だちがいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

①ご祝儀に関するマナー

まずはご祝儀について、知っておきたいマナーを紹介します。

ご祝儀に関するポイントは、以下の3つです。

ポイント1.ご祝儀の金額

ご祝儀の金額は、ご祝儀を贈る相手と自分の関係によって異なります。

一般的な相場をまとめましたので、金額の目安にしてみてください。

・友だちや知人、いとこ    2万円~3万円
・兄弟姉妹          3万円~5万円
・一緒に働いている同僚や先輩 2万円~3万円
・会社の上司         3万円~5万円
・両親の兄弟姉妹       5万円~10万円

ただし、披露宴に出席しない(挙式のみに参加する)場合の相場は1万円ほどです。中には、ご祝儀の代わりにプレゼントを贈る人もいます。

割り切れる数字は縁起が悪いといわれてきましたが、最近は2万円のご祝儀を贈る人も多いようです。

ご祝儀で2万円を包む場合は、2万円のうちの1万円だけを2枚の5,000円札に分けることでお札の枚数が3枚になります。「2万円が妥当だとは思うけど割り切れる数字では贈りたくない」と思う人は、この方法を検討してみてください。

ポイント2.ご祝儀袋の選び方

続いて、ご祝儀袋の選び方を紹介します。

ご祝儀袋を選ぶ際は、
・水引(みずひき)
・のし
の2つに注目して選びましょう。

水引とは、ご祝儀袋の飾りひものことです。結婚式のご祝儀では、「結び切り」または「あわび結び」を選びます。

水引には「ちょう結び」という種類もありますが、繰り返すことを連想させる結び方ですので結婚祝いには使わないよう注意しましょう。

また、ご祝儀袋をよく見ると、右上に飾りの付いたタイプと付いていないタイプがあります。この飾りが「のし」です。お祝いで現金を贈る際は、この「のし」が付いたご祝儀袋を使います。

なお、市販のご祝儀袋には裏面に金額の目安が書いてありますので、包む金額に合わせて選んでくださいね。

②服装に関するマナー

続いて紹介するのは、お呼ばれ結婚式の服装に関するマナーです。

結婚式にお呼ばれした際は、女性だからこそ気を付けなければいけないポイントが2つあります。

ポイント1.服装の色に要注意

1つ目のポイントは、服装の色です。

女性が結婚式に参加するときは、
・白
・白に近い色
・全身が真っ黒
といった色を選ばないようにします。

白は花嫁の色ですので、ゲストとして呼ばれた立場としては白を避けるのが最低限のマナーです。薄いベージュや薄い黄色など、パッと見た瞬間に白と勘違いされるような色も避けましょう。

また、黒は喪服を連想させるため、お祝いごとにはあまり向いていません。部分的に黒が入っている程度ならOKですが、全身が真っ黒という状況は避けたいところ。

結婚式にゲストとして参加するなら、水色やピンク、ネイビーといった女性らしい色を選ぶと良いですよ。

ポイント2.肌の出し過ぎに注意

お呼ばれ結婚式では、肌の露出にも気を付けなければいけません。

中でも、ミニスカートやノースリーブは結婚式にふさわしくないとされています。

結婚式にゲストとして参加するときは、ひざが隠れる長さのドレスや、袖のあるドレスを選びましょう。もしノースリーブのドレスを着るなら、ストールやボレロなどで肩や背中の露出を減らします。

ちなみに、夜の結婚式であればノースリーブでもOKです。

とはいえ、やはり
・胸元や背中が大きく開いたドレス
・ミニ丈のドレス
・ボディラインを強調しすぎるドレス
などは、たとえ夜の結婚式であっても避けるべき。

「華やかなファッション」と「派手なファッション」は似て非なるものです。必要以上に派手な印象にならないよう、気を付けてくださいね。

また、結婚式では素足やカジュアルすぎる靴もNGとされています。ストッキングを着用するのはもちろんのこと、つま先の出ない靴を選びましょう。

伝線したときに備えて、ストッキングの予備を持っていくと安心ですね。

結婚式には、新郎新婦の友人だけでなくさまざまな関係者が招待されています。自分たちにとっては当たり前のファッションでも、正式な場ではマナー違反となる可能性がありますので注意しましょう。

マナーを学ぶのも自分磨きの1つ

今日は、ご祝儀と服装に関する結婚式のマナーをお伝えしました。ほかにもお伝えしたいマナーはありますが、今日はここまで。

マナーは、自分で学ばない限り誰も教えてくれません。20代の半ばを過ぎると結婚式に呼ばれる機会もグッと増えますから、これを機にぜひマナーの知識を身に付けてくださいね。

ライター:永瀬なみ

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