仕事中に「あ〜前髪伸びて目にかかる〜。ウザいから切っちゃえ!」と美容院に行くのも我慢できず、セルフカットしてしまう人いませんか?
しかし、切りすぎてしまったり、ガタガタしたりと失敗もつきもの。そこで、美容院に行くまでの応急処置的な前髪カット術を教わりました。
今回、教えてくれるのは表参道にある「Violet」のMANAE(マナエ)さん。インスタグラムフォロワー数5万3千人超え(@manae_violet)で、スタイルアイコンとしても注目を集めています。
用意するもの

・すきバサミ
・ダッカール
・コーム
「文房具用のハサミや、キッチンばさみを使うのはNGです。髪を痛めてしまい、後のダメージへと繋がります。100円ショップのものでもいいので、必ず“髪”を切るハサミを使ってください」(MANAE)
カット前に準備すべきこと
◎朝にカットする場合
前髪の根元を水で濡らし、軽く乾かして寝癖を整えてから切りはじめましょう。
◎夜にカットする場合
お風呂の後に行うのがベスト。きちんと乾かして何もつけていない状態から切り始めると失敗が少ないです。
1、髪をブロッキング
両黒目の幅程度の髪を取ります。
この時、上から見たときに三角になるようにブロッキングするのがポイント。
◎NGポイント
「ブロッキングをするときにたくさんとってはNGです。まっすぐ綺麗に切れているように見えて、コームで梳かすと、サイドを短く切りすぎてしまい、ドツボにハマってしまう人が多いです。少しずつ切ることを心がけましょう」(MANAE)
2、髪をカットするとき、毛の持ち上げ方に注意……?
上がNG例、下の写真のように髪の毛を下げて切りましょう
前髪を切るとき、切っているところを確認する人少なくないのでは? そうすると写真上のように髪を持ち上げて切りがち。
しかし、そうすると、カットラインがガタガタになってしまうんだそう。あまり持ち上げずにカットするとキレイに切れるんだそう。
3、縦に切るのはNG!! ハサミの入れ方のコツ
ハサミは髪の毛に対して斜めに入れるようにして、少しずつ、チョンチョン、とカットしていきます。ここで切りすぎてしまうと取り返しのつかないことになるので、しつこいようですが少しずつ切って行きましょう。
「ハサミを縦に持って切る人も多いですが、上手に切るのは美容師でもとても難しい技術なので、技術を取得していない人がやることはオススメしません」(MANAE)
前髪の中心を切ったら、今度はサイドへ。
サイドから少し髪を持ってきて、ブロッキングをし、同じ容量で前髪を切って行きます。
サイドの切り終わりは、コームで前髪をとかしたとき、なだらかに繋がって入れば、OK。欲張ってサイドを切りすぎてしまうと、前髪の幅が広くなりすぎてしまうので、切りながらこまめにチェックをしましょう。
4.流し前髪の場合
流し前髪は髪の長さが流している方向によって違うので、まっすぐ切ってしまうと、カットラインが揃わなくなってしまいます。
きれいに流れるようにするために、カットにも工夫が必要です。
①流している分け目を起点にブロッキング
②あまり幅を取らないように注意
③分け目と反対に髪を流す
④少し髪をとって、はみ出ている部分のみカットする。
①〜④を少しずつ繰り返す。
これでうざい前髪ともサヨナラです!
ちょっとのコツで前髪はきれいに切ることができます。
セルフ前髪カットはあくまで美容院に行くまでの応急処置。大胆なイメチェンは美容師さんにお願いをしましょう!