SHEL’MAG読者にはお馴染みのSUGARさんに、あまり知ることができない占星術家の仕事について伺うと、「仕事の約8割がデスクワークです」とのこと。意外と地味な作業が多い占星術のモチベーションの保ち方とは?
FORTUNE TELLER / SUGAR
QUESTION
今の仕事を始めてどれくらい?
仕事として始めたのは約10年前です。
今の仕事を始めるきっかけは?
よし、占星術家になるぞ!と決めたわけではなく、中学生の頃から占星術への関心は持っていましたし、前職のコンサルティング会社に勤めていた時も占い的な視点から自分の意見をまとめることもありました。総合的なタイミングが重なった時にシフトしたという感じです。
どんな時にやりがいを感じる?
うまく占えた時。お客様が喜んでくれていても、自分自身しっくりこないことも多いので、正直なところごくたまにしか味わえない感覚なんです。
仕事で落ち込む時はどんな時?
原稿がまとまらない時。要望に応えたい気持ち、占い結果の内容に対する責任、言い切らない文章を書きたいので、執筆する時は毎回苦しいです(笑)。
仕事の必需品は?
軽くて頑丈なノートパソコンと自分の考えなどを書き込むためのノートと鉛筆。星座のマークなどが描かれているダイスやいただき物のストーンはだいたいポケットに入っています。
WORK ITEM
お仕事ファッションはどんな感じ?
ひと言で言いますと、怒られないスタイルです。洋服は仕事モードにするための仮装という感覚があるので、お会いする方が不快にならなければOKかなと。
これから叶えたい願望を教えて
日本の占星術は、世界から見るとガラパゴス状態になっているところがあるので、占星術の歳時記も作りたいです。
仕事で刺激を受けている人はいる?
これは鏡リュウジさんと言わないといけない気がします(笑)。あとは日本の古典について月に一度教えてもらっている韓国人の先生ですかね。
インスピレーション源は?
面白いという感覚です。
–Credit–
photography : SAEKA SHIMADA edit : SEIKO KIGAWA design : AKIKO MIYASAKA