何回もデートをしているのに、まったく告白してくれない! とヤキモキする女性は少なくありません。勢いで告白して玉砕してしまうことを防ぐためには、相手の男性が女性からの告白についてどう考えているのかを知る必要があります。
今日は、女性から告白するのはアリなのか? というテーマで考えてみましょう。
告白の基本は「男性から女性へ」
積極的に告白をする女性もいますが、できれば告白は男性にさせてあげましょう。
男性から女性へ告白した方が良いのはなぜでしょうか。理由は3つあります。
理由1.男性のプライド
実は、女性に告白させたという事実は男性のプライドを傷つける可能性があります。
女性には理解しがたい心理ですが、「告白は男性からするもの」と考える男性は意外と多いです。告白は1つのケジメであることから、「ケジメをつけるのは男の役目」と考える男性が多いのではないでしょうか。
いつどうやって告白をしようかと考えている男性に女性から告白すると、男性はガッカリします。例えるなら、サプライズ用に隠しておいたプレゼントを本人に見つけられてしまうようなもの。最悪の場合は「俺から言いたかったのに……」と男性の気持ちが冷めることもあるようです。
理由2.狩猟本能の名残(なごり)
狩猟本能の名残(なごり)からか、女性を「自分の力で落としたい」と考える男性が多いとも言われていますね。
1つ目のプライドの話と少し似ていますが、「積極的なアプローチはうれしいけど、告白は自分からしたい」と考える男性が多いということです。
男性の狩猟本能をくすぐるには、手に入りそうで手に入らない距離を保つことがポイントとなります。男性を完全に安心させてしまっては、追いかけたい気持ちにさせるどころか関心がなくなる可能性もあるので上手に追いかけさせましょう。
理由3.大切にされない
人は、苦労して手に入れたものは大切にする生き物です。反対に言えば、簡単に手に入ったものはさほど大切にしないということ。
たとえば、何か月も前から予約してやっと手に入った本はずっと大切にするのに、何となく衝動買いした本はすぐに古本屋へ売るという人は多いのでは?
恋愛も同じです。男性は苦労して手に入れた女性を大切にしますが、簡単に手に入った女性を大切にしません。「苦労して手に入れた女性にこそ価値がある」と感じるからです。
彼に気のある素振りを見せることは大事ですが、手に入りそうで手に入らない距離を保ちましょう。
女性からアプローチするべきパターン
男性から女性へ告白するのがベストとは言え、中には女性から告白した方が良いケースもあります。
たとえば、「付き合おう」というセリフから始まる関係が嫌いなタイプ。そう多くないように思うかもしれませんが、意外と気づいたら付き合ってたという関係を好む男性は多いです。
また、消極的なタイプにも女性のアプローチが必要ですね。草食系男子が増える今、グイグイきてくれる女の子がいい♡ と考える男性も増えているようです。
では、こんな男性たちへ女性から告白をするならどんな風に伝えれば良いのでしょうか?
最後に、女性からのアプローチ方法をご紹介します。
「付き合おう」が嫌いな男性
「付き合おう」と言わずに男性へ告白するなら、ストレートに「好き」と伝えましょう。「好きだから付き合ってほしい」ではなく、あくまでも「○○くんのこと好き」と気持ちだけを伝えることがポイントです。
また、微妙な関係(付き合っているようで付き合っていない)で気持ちを伝えた場合は、2人の関係を進展させるために
・「私って○○くんの彼女?」
・「友達に○○くんのこと彼氏って言ってもいい?」
などと聞いてみると良いでしょう。
言葉で伝えなくても分かる関係を理想とする男性へ告白する場合は、「付き合って」と伝えると嫌がられる可能性があります。
たとえば、「どんなに好きでも付き合おうって言われたらイヤになる」と言う男性は実際にいます。この男性のように、言わなくても分かる関係が理想と考える男性は実際にいるので注意が必要です。
彼がこのタイプなのかは、「これまでの彼女とはどうやって付き合い始めることが多かったの?」と聞いてみると分かりますよ。
消極的な男性
消極的な男性へ告白するときは、まずはあなたの好意を彼へハッキリ伝えることから始めるのがオススメです。
消極的な男性は基本的に自信がないので、あなたが彼に好意をもっていることにすら気づいていないかもしれません。たとえ「もしかして?」と感じても、「あるワケないか」と思い直してしまうこともしばしば。
そんな消極的なタイプでも、実は「告白をするなら自分から」と考える人が少なくありません。ですから、まずは彼が告白しやすい状況をつくることに専念しましょう。
彼が告白できないのは、「あなたに断られるかもしれない」と思うからです。彼に「絶対OKをもらえる」と思わせるためには、あなたの好意を分かりやすく彼に伝えることがポイント。
たとえば、
・「もう帰っちゃうの?」ではなく「もっと一緒にいたい」
・「どんな人がタイプ?」ではなく「私って○○くんの恋愛対象に入ってる?」
など、分かりやすい表現をすると効果的ですね。
とことん鈍感なタイプなら、「私はいつか○○くんと付き合いたいと思ってる」や「早くしないとほかの人に取られちゃうよ」などと伝えるのも◎。
ただし、自分から告白はしないクセにスキンシップを図ろうとする男性には注意してください。消極的な男性は恋愛に対して奥手なものです。行動と言動が伴わない男性には気をつけましょう。
まずは告白されやすい状況づくりから
曖昧な関係をハッキリさせたいときは、まず男性が告白しやすい状況をつくることが大切です。女性からの告白を考えるのはそれからでも遅くありません。
くれぐれも勢いだけで告白しないように気をつけてくださいね。
ライター:永瀬なみ