初夢は、1月1日（元旦）の夜から2日の朝にかけて見る夢であるというのが一般的な説となっています。「一富士二鷹三茄子」が有名ですが、このほかにも、その年に見ると縁起のいい夢はあります。2018年、見るとラッキーな初夢を3つ紹介しましょう。
■その1 高い山に登る夢……困難に打ち勝ち、大きな成果を得られる吉夢
2018年は、戊の年です。戊とは、五行でいうと陽の気をもつ「土」。そして土のパワーが集まったのが、悠然とそびえる山です。山には神が宿るとされ、富士山を筆頭に身近な里山も日本人の心のよりどころとされてきました。夢占いでは、山は高い目標や大きな成果を意味します。高い山に登る夢なら、困難に打ち勝ち目標を達成、さらに大きな成果を得るという吉夢となります。戊の年である2018年、ぜひ見たい初夢です。
■その2 植物を剪定する夢……成功への道が拓ける予感
戊には、植物が大いに繁っているという意味があります。うっそうと茂っている草や葉を剪定したり、雑草を取ったりする夢は、新しく始めることが成功するという暗示です。邪魔をするものがなくなり、成功への道が見通しのいいものになるでしょう。中でも、花がたくさん咲いていたり、実がたくさんなっていたりする植物だと、その成功が大きくなることを意味します。
■その3 キレイな水の夢……諦めていたことがいい方向に動き出す出す暗示
よどみなく流れ、キレイで楽し気なイメージの水の夢は幸運の吉夢。キレイな水が流れる夢は、今まであきらめていたことや何かの理由で滞っていたことが、いい方向に動き出す予兆といえるでしょう。また、大洪水も吉夢です。あっという間にトラブルが流れ去ってくれる暗示となります。さらに九星気学でみると、2018年は九紫火星の年。この九星の運気を「キレイな水」はさらにパワーアップさせてくれます。
■見たい夢を見るには？
見たい夢を見るには、枕の下に見たい夢の絵を描いた紙を入れて寝るといいでしょう。絵に描くことで、夢のイメージを深く脳に刷り込ませることができます。寝る前に、できるだけ具体的な描写を心がけながら描いてください。うまく描けなくてもかまいません。それを枕の下に入れ、いい夢が見られると自己暗示をかけつつ、リラックスして眠りましょう。
どれも初夢にふさわしい、新年の幸運を約束する夢となります。もし夢の中に人物が出てきた場合、あなた自身が主人公であれば、自分を信じて進んでいい暗示です。ほかの人物、特に知人があらわれたときは、春先までの期間に、その人との現実の距離感を見定めるといいでしょう。2018年の運気に、さらにいい影響をもたらすはずですよ。（鈴木 浩司）
◎鈴木 浩司（すずき・こうじ）
卓越した霊視能力を授かり、20年以上前よりスピリチュアルカウンセラーとして活躍。波乱万丈な人生ゆえに辛口なアドバイスをすることもあるが、根底にあるのは大きく温かな愛情。老若男女から慕われ、頼りにされている。
