STYLE:3 キャップは、サイド&バックに変化をつけて”こなれ感”を引き出す
最後は、ストリートの定番であるキャップをチョイス。これを普通に被ってしまうと、ただの手抜きスタイルに見えてしまう恐れも……さてどうしましょうか!?
アレンジ、スタート!
Y:「フロントのセンター部分は持ち上げてトップでピン留め。オデコを出したら、両サイドを分け目に沿って、ねじるようにしながら後ろに流していきましょう。キャップを被った際に、正面からサイドが見えすぎていると顔周りが野暮ったく見えてしまうのでフェイスラインはピタッとさせるのがコツ。」
Y:「後ろにねじりつつ流した毛束を、後頭部のセンターから少しズラした位置でピンを打って固定。同様に逆サイドもねじりつつ後ろに流して、同じ位置で留めます。少しズラしたことで、横から見た際にニュアンスや質感が加わり、キャップのストリートな雰囲気を引き立ててくれます。」
Y:「その後、編み込みを崩してボリュ-ムを調節。あえてルーズに仕上げることで、カッチリすしぎないヌケ感が生まれます。両サイドをまとめた襟足部分は、なるべく印象のないゴムで結んであげましょう。とにかくフェイスラインを綺麗に見せるように意識するのが今回のポイントです。」
キャップを被って完成!
Y:「キャップのようにフロントが長く頭の形にフィットする帽子は、後ろに流すようにしてフェイスラインをすっきりと。耳周りをタイトに作ればピアスやイヤリングなどで遊ぶことも出来ます。」
「ちなみにツバを上げ気味で被るなら、サイドや耳周りにもう少しボリュームを持たせるのもアリですね。あくまで女性らしさを意識しながら、ルーズに仕上げてあげることで、自分らしさが出せるんじゃないでしょうか。」
こんなファッションで合わせてみて!
Shirt:AZUL by moussy:フレアースリーブシャツガウン
その他スタッフ私物
まとめ
シンプル一辺倒になりがちな夏のスタイリングに1点投入するだけで、装いを様々な表情へと変えてくれるキャップ&ハット。
ただ被るだけでなく、それぞれに合わせた今旬のヘアアレンジを加えることで、新たな魅力にも気付かされるハズ! 皆さんもこの機会にぜひ試してみては?
プロフィール
bloc 代表
HIROSHI YAMAMOTO(山本洋史)
さまざまなジャンルが共存する現代の中で、ファッション、伝統、文化を大切に考え、次世代につなげていける団体でありたいという理念のもと、2001年に『bloc』を発足。その独創的な世界観と絶妙なバランス感覚で、性別、年齢、職業問わず、多くの人々を魅了し続けている。また、ファッション、音楽業界の著名人からの信頼も厚く多くのクライアントを抱え、LOUIS VUITTON シティガイド 東京 2016にもサロンが掲載され、2016年6月に発売された写真集『HAIR』も大きな話題となった。
model TANAHASHI YUMIKO(棚橋ユミコ)
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